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COLUMN
コラム

2021.01.31

歴史から学ぶ。スーツは誰のために着るのか?

遥か昔、ヨーロッパの貴族社会において、服装は階級を表すものでした。

服装を見て、その人の階級を判断される時代です。

その分、貴族の方々は、TPOに合わせた「着こなし」を徹底的に教え込まれたことでしょう。

例えば、地方の貴族であれば、朝はモーニングを来て街に出て、貴族達とモーニングを食べ、その後は地元に戻り狩りを楽しむ為のツイードジャケットに着替え、ディナータイムにはまた着替える、といった具合です。

 

以前の投稿にも書いたように、ビジネスで一流と言われている方々は、着こなしが上手です。

 

TPOに合わせるということは、それでけ配慮ができている方々です。

 

「IT系の社長さんたちは、ラフな格好じゃないですか?」と言われることはありますが、実際、メディアに出る格好と、それ以外、重要な方と会うときの格好は違うようです。しっかりとTPOに合わせた着こなしをされているようです。

 

コロナ禍の中で皆さんの心はどんどん落ち込んでいっています。その中でも、ちょっとした外出の時に、ジャケットやスーツを着て出かけ、自分の気分を高揚させてモチベーションを調整していくのも、一流のビジネスマンの所作ではないかと思います。

 

ファッションは、人の気持ちを明るくできるものだと、信じております。